コミュニティカレッジ2015

大変大変ご無沙汰しております。

2016年が明けたと思ったら2月になってしまいました。

8月26日にスタートしたコミュニティカレッジ2015も1月22日で無事終了することが出来ました。

参加していただいたみなさん、本当にありがとうございました。

第1回は矢板市片岡地区で「地域の困りごとを解く」、第2回は足利市名草地区で「ふるさとの自然を活用する」、第3回は宇都宮市のとちぎボランティアNPOセンターぽ・ぽ・らで「共助社会を読み解く」をテーマに3回開催しました。

足利市名草地区のカレッジ開催日の3日前の9月9日に台風18号が発生しました。災害は突然来るものでどう対処したら良いのかわかりません。日頃、穏やかに見ている風景が数時間でガラッと変わってしまいます。自然の怖さを改めて感じました。

 

 

 

第1回の片岡カレッジでは、参加者のみなさんに、4つのテーマ(高齢化、人口減少、少子化、疎遠化)で地域の困りごとを出していただき、解決策まで意見交換していただきました。地域で活動している方の困りごとでどのグループも人口減少が少なかったことが特徴的でした。人口減少と少子化は自治体の問題としては大きな問題とされると思います。地域の方々にとって目に見えるもので1番の課題は高齢化であろうと思われます。

第2回の名草カレッジでは、17団体から構成される「足利・名草ふるさと自然塾運営協議会」の取組みについて報告を聞き、まち歩きワークショップを行いました。地域住民を中心に組織する協議会は、年間さまざまな体験プログラムを行っており、17の団体が協力して事業を展開しています。内容については3月発行の当協会情報誌で報告させていただきます。

第3回のぽぽらカレッジは、午前中に「共助社会を読み解く」というテーマでとちぎ協働デザインリーグの藤本理事長より講話を聴きました。

お昼は、コミュニティカレッジ初の試み!

「まち・むら「食」の散歩」を開催しました。参加者のみなさんに地域の自慢の一品を持ってきていただき、説明を聞きながらみなさんで食の散歩を楽しみました。みなさんお腹いっぱいになってくれたようです。

午後は、平成27年度栃木県コミュニティ協会会長表彰を受賞された3団体(宇都宮市篠井地区ゆたかなまちづくり協議会、鹿沼市南摩地区コミュニティ推進協議会、佐野市旗川地区コミュニティ・福祉協議会)の活動発表を聴き、その後自由に意見交換をするポスターセッションを行いました。

内容に関しては名草地区同様、3月発行の当協会の情報誌で報告させていただきます。

ポスターセッションは、コーヒーを飲みながら自由にみなさん意見交換していました。A1サイズのポスターを参加者のみなさんに作ってきていただいたのですが、ポスターをつくることによってご自身の団体の活動を見直すことが出来て良かったという意見をたくさんいただきました。作るまでは大変だなあとみなさんおっしゃるのですが、作ってみると良かったとみなさんおっしゃいます。

地域で同じような活動をされているみなさんが集まると自然に会話は弾み自由に意見交換しています。

無事今年度のコミュニティカレッジを終了することが出来ました。

1年に何度かこうしてコミュニティ活動をしている方たちが集まって話をする場を作ることは必要だなあといつも思っています。来た時と帰る時の顔がみなさん違うのが良くわかります。帰る時は、みなさん笑顔で帰っていきます。みなさんの笑顔を見るとホッとします。

また来年お会いできるのを楽しみに待っています。

その前に良い企画を立てなくてはですね(^_^;)